歴史観と文明観

「それから、根っこのところで歴史観や文明観をもっていてほしい。経済問題でも環境問題でも、大きな見地で問題をとらえて早く解決する。そういう指導者は、根底にちゃんとした歴史観を持っていると思うんですね」日経ビジネスに掲載されていた石原慎太郎都知事のインタビューでの言葉。一朝一夕に歴史観など養えぬのだろうが、高く翔ぶイケイケどんどんの時期よりは今の自分のように地を這う時期のほうがそういうものの醸成には向くような気もする。その類の本でもひもといてみますか。