「仕事の傍ら、財務、鉄鋼、エネルギーなど、商社ビジネスに関連するあらゆる分野の専門書を読みあさった。チャイの自宅の本棚には、金融からエレクトロニクスまで、幅広い分野の専門書が並び、オフィスのデスクの上には、日米両国の新聞、雑誌が崩れんばかりに積まれている。チャイはそのすべてに目を通し、必要なものはスクラップする。『いつ会社を辞めても食べていけるように、必死に勉強した』時代に身に付いた習慣だ。」９３年当時伊藤忠インターナショナルCEOだったチャイ氏に関する記述。専門書からは遠ざかり、机の上はキレイに整頓の我。必死となるはいつのことか。
