困難との遭遇を喜ぶ

古田英明さん。「論語には、孔子の門人の子張の言葉として『君子は賢を尊んで衆を容れ、善をよみして不能をあわれむ』これはつまり、君子というものは、賢者を尊敬し、一般大衆とも親しくし、善行をする者はそういう人柄を愛し、不善を為すようなものでもそれを哀れんで交わりを断たない、ということです。君子すなわちリーダーというものは人との出会い、付き合いというものをそれがいかなるものであろうと、大切にしなければならない。ですから、リーダーとなる人は常日頃から、困難に遭遇した時に喜べるくらいでないといけないと思います。「艱難汝を玉とす」という諺がありますが、これをクセにしておくことが必要なのです。」困難に会って感謝できますか。