目標は奮い立たせる道具

平尾誠二さん。「僕の経験では、『日本一になる』とか、『あの相手に勝つ』とか、目標は具体的なほどいい。その目標への行動計画も具体性を増すからだ。そもそも目標とは、自らを奮い立たせるための『道具』だ。そう考えれば、めちゃくちゃ頑張って何とか達成可能なところに目標を設定するのがいい。実現したい、実現したらすごいという強い思いが、人を動かす力になる。高すぎる目標を立てれば、達成できなかった時の言い訳を最初に考えてしまうだろう。リーダーに求められるのは、目標を達成することがどんなに素晴らしいかを組織の全員にイメージさせる能力だ。目標を達成した時の姿を想像するだけでワクワクし、身震いするくらいの感覚を全員に植え付けられれば、組織は最大のパワーを発揮する。」実現したらすごい、と思える目標を常に胸に。