平尾誠二さん。「１つめは、チームをまとめる『チーム・リーダー』、いわゆるキャプテンの役割です。チームの切り盛りもできなくてはなりませんが、どちらかというとプレイヤーとして技術面に優れた人より、ちょっと不器用だけど、万人に共感を得られる人のほうがいい。２つめは、試合中にチームを引っ張る『ゲーム・リーダー』。自分たちにとって得だと思えば、審判の目を盗んで反則ぎりぎりのプレーさえもするしたたかさが必要です。３つめは、無責任ではあるが、『こんなことしたらおもしろいのではないか、』とか、アイディアを提案する『イメージ・リーダー』という存在です。新しいものに踏み込むために、今まで自分たちが一生懸命やってきたことを、創造的破壊だといって否定する場合もある。」振り返るに、３つめが中心であったかと。
