毎年テーマを決めて勉強

大前研一さん。「直接目の前のビジネスにつながるものだけではなく、毎年これといったテーマを一つ決めて、それを集中的に勉強することを、私は三十代からずっと続けて来ている。ただし、趣味やカルチャースクール程度のレベルで満足するわけではない。『その分野で専門家を凌ぐ本を書けるようにする。』これが私のいう勉強なのである。(略)データから、「本当はこうではないか」という仮説を、最初に自分の頭で考える。そうしたら次は現地に行って、政治家や経営者から直接話を聞いたり、街を歩き回って人々の動きを自分の目で確かめたりしながら、その仮説を検証するということを繰り返す。専門家には見えないものでも、私には見えるときがある。それは仮説をもって現場に向かうからである。」取り組んでみようか、今年のテーマを決めて。