部下のために死ぬ

松下幸之助さん。「経営者に求められるものはいろいろありましょうが、自分は部下のために死ぬ覚悟があるかどうかが一番の問題だと思います。そういう覚悟ができていない大将であれば、部下も心から敬服して、ほんとうにその人のために働こうということにはならないでしょう。経営者の方も、そういうものを持たないと、妙に遠慮したり、恐れたりして社員を叱ることもできなくなります。それでは社内に混乱が起こることになってしまいます。ですから、やはり経営者たるものは、いざというときには部下のために死ぬというほどの思いで、日々の経営に当たるのでなければ力強い発展は期待し得ないと思うのです」この上司のためなら死ねるというのは聞いたことがあったが、部下のために死ねるか、という発想はなかった。あなたは部下のために死ねますか。