常に新しいことに挑戦

フラクタル幾何学をつくりあげたフランスの科学者、ブノア・マンデルブロー博士は、東京での講演に際し、「面白い日本人」と話したいということで人を介して今北純一さんと会っている。今北さんが「面白い日本人」とはどういう定義か、と尋ねたところ、「個人として独自の発想を優先し、常に自分自身の知的好奇心をドライビング・フォースにして新しいことに挑戦している人」という答えが返ってきたという。今北さんの博士のイメージは、ただただやっていることが楽しい人。博士は「わからないことを一生懸命考えていることが楽しい」と言われるのだという。我が身を省みるに、はたから見れば我が儘と映っているやもしれぬが個人の発想を優先しているように思うし、知的好奇心がない訳ではないとは思うが、「常に新しいことに挑戦」が、まだまだ。