修業期間を意識すること

筒井康隆さん。「やっぱり自分の一番したいことをするのがいい。あとは自分を信じるしかない。したいことをすれば、力が出るんです。例えば僕なら、人をびっくりさせたいし、笑わせたい。そこにこだわって仕事をしていると、人はちゃんと覚えていてくれる。もうひとつ、修業期間というものを意識することも大切。修業期間は長くても短くてもいい。大事なのは一つのことを地道に積み重ねることです。もしかしたら、最初はなかなか形にならないかもしれない。でも、少しずつでもいいから積み上げていく。評価されようが、されまいが、とにかく一つ一つ、コツコツと。仮にそのときに認められなくても、あるいは役に立たないように思えてもやり続ける。なぜなら、それはいつか必ず役に立つ時がくるからです」地道に一つ一つ続けていく事の大切さ。