すべてにおいて圧倒しなければ

「すべてにおいて、相手を圧倒しなければ、人はついてこない」NHKの番組「仕事の流儀」での大野和士さんの言葉。以下、NHKホームページから「大野は、25歳でドイツに留学して以来、ヨーロッパを中心に活動を続けてきた。言葉も文化も違う日本人が認められるのは並大抵の事ではない。少しでもハンディがあると思わせたら認めてはもらえない。大野は、その厳しい世界を指揮者としての力量だけで勝負してきた。新しい楽曲を手がけることごとに、膨大な資料を原語で読み込み、作品への理解を深める。そして英語、独語、仏語、伊語を自在に使いこなし、自分の作品の解釈を、歌い手や楽器奏者たちに伝える」相手に対し、ほんの少しの競争優位が精一杯と考えていたが、違うのだ。仕事で、すべてにおいて相手を圧倒することを目指して。