経営は命を賭けて

松下幸之助さん。「経営というものは、単に利口であるとか、頭がよいとかいうだけでうまくいくものではないと思います。やはりそこに命をかけるというほどの真剣さがあってはじめて、何をいつどうしなければならないというカンも働き、それを行っていく力強い実行力も生まれてくる」堀場雅夫さん。「会社の経営とは、人生を賭け、生命を賭けてやるべきものだと思うんです。逆に言えば、そう思わなくてはできない。経営というのは、本質的にしんどいものです。儲からない、金が回らない。先が見えない。次の決算を乗り切る自信がない。やめたくなる。逃げ出したくなる。そんな連続。そんな苦しい会社経営をつづけていけるのは、それが、人生を通じて実現していくライフワーク、一世一代の大事業だと思っているからだと思うんです」生命を、賭けて。