組織はわかりにくい方が

飯田亮さん。「僕は『組織というのはわかりにくい方がいい』という持論を持っています。カオスのように混沌としているのがベターだと考えているのです。村井勉さんは、『組織は糠味噌と同じくかき回せばかき回すほどよくなる』とおっしゃっていますが、まさに同感です。組織は常に柔軟性、流動性のあるものにしていかなければ不測の事態に対応できません。対応できないということは組織が機能していないことを意味します。突発的な事態が発生したら、すぐに関係各部署が集まり対策を講じる。プロジェクトチームが作られすぐに行動が起こされる。そのような変化自在な組織でなければいけません。組織を壁のない管理しにくいカオスのようなものにしていけばいいというのはそのためで、それはフレキシビリティに富み活力を生みます」整然よりカオス。