人をうまく動かす

本田有明さん。「ある人が支店長として赴任し、沈滞項目を200考え、「これらを3ヶ月以内に改善すべし」としたが、反発を受けて失敗した。目標を200 項目も掲げた総花主義の害である。私の社長への助言内容は、(1)指示は3つ以内、(2)『志』のポリシー部分はシンプルに、(3)現場からは最低100 項目出させること、(4)社員がアフターファイブで語り合う「ここだけの話」が極めて貴重、(5)成功体験談は反発を買う。むしろ失敗談が最も説得力があり、器の大きさを示すことにもなる、である。人は、自分が考えたことには積極的にコミットする。従って、上からの100項目には抵抗するが、下からの 100項目には積極的に対応する。豊臣秀吉の栄達のきっかけになった墨俣の一夜城は、部下や住民の協力なしにはあり得なかった」やる気にさせる難しさ。