一日を振り返る五つの問い

nakatomimoka2009-03-04

堀内浩二さん。「五省『一、至誠にもとるなかりしか(誠意に欠けたことはなかったか)、一、言行に恥づるなかりしか。(恥ずかしい言動はなかったか)、一、気力にかくるなかりしか(意気込みは十分だったか)、一、努力に憾(うら)みなかりしか(最善を尽くしたか)、一、不精に亘(わた)るなかりしか(手を抜かなかったか)』五省とは、昭和初期の海軍兵学校において、生徒がその日の行いを反省するために自らへ発していた五つの問いかけのこと。この『五省』は、形式的にも内容的にも優れたリストです。形式的に優れているのは、リズムがよく唱えやすいという点。内容的に優れているのは、どれも『態度』に対する振り返りであるという点。結果はコントロールできません。しかし、態度は選べます」最善をつくしたか、手を抜かなかったか。