自分が自分として生きる

nakatomimoka2009-09-25

野田智義さん。「大人になってから夢を見るためには、何か根源的なものが欠かせないと、私は感じている。その『何か根源的なもの』とは一体何だろうか。私が、『もしかするとこれかも……』と感じたのは、松永真理さんに『色々なことを実現してこられたあなたの原動力は何ですか。初めから何か夢をもっておられたのですか』と尋ねたときだった。松永さんは『これをしたいという夢は残念ながらありませんでした。でも、私は幼い頃から『松永真理』でいたかったんです』と答えられた。松永真理でいたかった。それは、自分が自分として生きることだ。組織に属していながらも、自分という個人の存在を忘れない。信用蓄積をするにせよ、肩書きやポジションで勝負するのではなく、一個人として、顧客や取引先、そして社会と向き合う」私、でいたい。