無理と自然

nakatomimoka2010-02-21

人の行動を判断する基準として、その人にとって自然な行為であるかどうか、ということがある。自らの中から出てきたものに従っての行為ではなく、何か別の動機により引き起こされた行為であった場合、その行為には「無理」が生ずる。無理というのは「〜ぶる」ことであり、自然な振る舞いは「〜らしく」である。「ぶる」のではなく、「らしく」振る舞うようにすればよい。無理がある行為のときは、親しい人が見ていれば指摘しうる。もとより、自らが一番分かっているものである。どうしても、無理をして、よく見せようとする、あるいは取り繕うという場面が多いが、常に、基準としては、無理ではなく、自然な振る舞い、行為、行動を心がけるようにしたい。そういうことから、我が生活律の最後に「いつも自然に自分であれ」というのを入れている。振る舞えているか。

[88-10-11]藤田君に教わったので、「藤田理論」のひとつです。