ささやかな幸福の種を

nakatomimoka2010-07-13

新井満さん。「幸福とは、こだわりを捨てて日々を楽しく生きることです。さらに、たとえどんなに貧しい生活でも、家族がいて、一緒に楽しく夕餉をとることができるならば、これ以上の幸せはないと思ってよいでしょうね。そう考えると幸福の種は日常の片隅にいっぱい転がっているんですよ。ないことを悔やむのではなく、あることに感謝する。それを曙覧は気づかせてくれるんですね。あなたのすぐ傍にあるささやかな幸福の種を見逃さないように。私は若い頃「36年後には、会社を引退して家の縁側で奥さんと番茶を飲みながら、夕焼けを見て『きれいだね』と言うような時間を持ちたいものだなあ」と思って一生懸命に働いてきました。こういったなんでもない日常を楽しめることが曙覧の幸福観に通じるところです」日常の片隅にある幸せを見逃さず。