共感を呼ぶようなアイデアを

nakatomimoka2010-11-02

茂木健一郎さん。「『つくり込む』という言葉がありますよね。その『つくり込む』というのが、まさにある数学的な基準に従って自分の中にある感覚の精度を高めていくことなんだと思う。そして、その数学的な基準に従ってつくり込まれたものは、音叉のように共鳴して広がっていく。現段階では推測でしかないけど、それがヒットの構造なんじゃないかな。」それに対し、佐藤可士和さん。「ヒットするって、まさに『共鳴』ですよね。プレゼンテーションも同じで、クライアントを無理やり説得しなければ採用されないようなアイデアはダメです。共感を呼ぶようなアイデアを出さないと、世の中に出した時に、まずヒットしない。自分のアイデアを相手に押しつけようとすると失敗しますね」感覚を磨き、精査して、つくり込んでいくものが共鳴を生む。