その問題のひどい真実

nakatomimoka2010-11-24

大橋禅太郎さん。「ある会議で『どうしたら料理のクオリティーが上がるだろうか?』を問題解決していた。私は、『この問題のひどい真実は何か?』と質問した。すると誰かがこう言った。『我々の提供する料理が、毎日でもいいから食べたいと思うほどはおいしくない』。今までは、キッチンが聖域となっており、本当に思ったことを言いづらいムードが漂っていた。我々はひどい真実を言った。その後解決策が20個ほど出てきてそのうち5つを実行に移した。今までの我々の会話はこうだ。『シェフ、前菜のカルパッチョ、少し厚いと思ったんですが、どうですかね?』この会話のやり方だと、料理が美味しいと評判になるまで10年かかる。ひどい真実を知ると、そこから自由に発想が広がる。そして今までにない解決策が生まれてくる」我がひどい真実は何?Photo:[H]

[H]マークのある日の写真は現在ドイツにいるH君からいただいたものです。