壁は一気に駆け上る

nakatomimoka2011-07-15

林成之さんの講演を聴きに行った。その中で、壁を越えようと思ったら、「コツコツ」の取り組みでは駄目だと教わった。コツコツでは、まわりの状況をみながら進めていき、手抜きが起こってしまうのだという。一歩一歩ではなく、目標を持って、条件を設定して、「一気に駆け抜ける」を数回続ける。最初は、その成果は壁を越えられる勾配ではないけれど、「一気」「一気」「一気」とダッシュを繰り返している内に、ぐんと勾配が上向き、壁を越えられるのだという。人間の脳は本気を出すと強い。ただ、損得を考えて力を出し切らない傾向がある。だから、損得抜きで全力投球する習慣をつけることが大事であるのだと。自分で決めたことを、最後まで手を抜かずに、達成の仕方にこだわって、一気に駆け上がる、そして、損得抜きに、自分の全力投球を惜しまない。