羽生善治さん。「（今年４０歳を迎えられるわけですが、そこからの強さっていうのは、どうお考えですか？）強さって多分２つあると思うんですけど、１つはいろんなものを積み上げていくプラスの強さですね。それから今度いろんなものを削ぎ落としていくとか、マイナスにしていくっていう強さ。そういうマイナスにしていくほうの強さっていうのは、恐らく年齢が上がっていくとともに、上がっていく能力なんじゃないかなというふうに個人的には思ってます。例えば忘れるとかでもいいですし、よけいなことを考えないでもいいですし、あるいはこう、大胆にショートカットをしてしまうとか、そういう『差し引いていくような力』っていうのは、経験とか、そういうところに負うところが大きいんじゃないかなと思ってます」戦略の略はハブく強さか。
