99%は狩猟・採集

nakatomimoka2012-05-21

小林朋道さん。「動物行動学、人間比較行動学は男性、女性の骨格それぞれの作りに踏み込んで、ヒトについて考えようとする。そこでは『進化的な適応』がキーワードになる。進化してきた環境にうまく適応できる骨格なり、動作なり、行動なり、心理なりになっているはず、と判断する。そうでないと、今に至るまで環境変化に適応して生き続けていられなかったと考えられるからだ。人類史の99%は、狩猟・採集の生活だった。それに適応することで生き抜いてきた。男性は狩猟・採集作業に長けた個体、女性は出産・授乳がしやすい個体が多く生き残る。ある程度の修正は訓練で可能だが、骨格をはじめ男女差も確実にある。人間の『脳のクセ』は適応的で、狩猟・採集時代に当てはめてみると、なぜそうなのか見事にわかる」狩猟時代なら生き延びていられたか。