立派なワタクシ煩悩

nakatomimoka2012-06-08

小池龍之介さん。「そもそも、「この『立派なワタクシ』に対して敬意を払わないなんて、許せないもんッ」などというちっぽけなガタピシした煩悩にとらわれてしまっているからこそ、そのちっぽけさは言葉や態度よりも素早く電光石火に周囲に伝わってしまいます。ちっぽけなプライドなどにとらわれず、凛とした心持ちで常に目の前のやるべきことに打ち込んでいる人間は、その姿にしても、心のオーラにいたしましても、煩悩がなく麗しいものですから、誰もがごく自然についつい敬意を抱きたくなってしまうものです。『このかけがえのないジブンッ、ジブンッ』と思いこんでかたくなにしがみついている、この『ワタクシ』などというものは、確固たるものとして存在していない、ということです」あるんだよなあ、まだ。この立派なワタクシという煩悩が。