幸福は80%でちょうどいい

nakatomimoka2012-07-08

齋藤茂太さん。「それに、人生は長い。ときには不幸なこともあって不思議はない。生まれてから死ぬまでずっと幸福だったという人はそれでいいのだが、あまりにぴかぴかに幸福だと、今度は、暗い人にとってはちょっと近寄りがたくなるのではないだろうか。百パーセント完璧に幸福では、悲しい思いをしている人を受け付けず、はじいてしまう。それでは、自分は幸福かも知れないが、幸福のおすそわけができない。幸福も、80パーセントでちょうどよい。ときには不幸なことがあって、ちょうどよい。そうすれば、幸せな人とも不幸な人とも、友達になれるだろう。そんなに不幸を毛嫌いしなくても、よいではないか。幸福というのは塩梅がむずかしい。まあまあ幸福だが、不幸も少しかかえている……というぐらいがちょうどいいのかもしれない」だよね。