颯爽溌剌と生きるには

nakatomimoka2012-07-14

中村天風さん。「真剣に考えろ。人間の日々便利に使っている言葉ほど、実在意識の態度を決定する直接的な強烈な感化力をもっているものはないんだぜ。感化力というより、むしろ暗示力といおう。だから、それを完全に応用して生きてみろ。それだけでも、どれだけ健康や運命の上に大きな良い結果をもたらすかわからない。例えば時候のごときでも、熱い時『暑いなあー、やりきれないな』、これがいけないんです。暑いの寒いのは感覚だから言っていいよ。『暑いなあ、よけい元気がでるな』と、こう言えばいいんだ。颯爽溌剌と人生の難路を輝かしく突破して進んでいこうとするお互いは、どんな場合があろうとも、言葉で消極的な表現をして、自分の実在意識を通じて自分の生命を損なうだけでなく、それを耳にしている人の心持ちまで悪くしないように」そう。