成り行きを大事に受け止める

nakatomimoka2012-07-24

玄侑宗久さん。「私はこの2つの信仰こそ、幸せを感じるための必要充分条件だと思うんです。自分には『すでに全てが与えられている』ということ。もう一つは、『全てのことは自分が何かを学び、深まるために起こる』ということです。」「人生というのが自分で捏造した自己を実現するものではなく、もっともっと大きな命の流れのようなものが自分において実現されていくものだと考える。そう考えることで『ご縁』というのは活かされ始めるんだと思うんです。『成り行き任せ』なんていうとすごくいい加減な感じがするかもしれませんが、成り行きを大事に受け止めるんです。他人にでも成り行きにでも、完全に任せきるというのはとても強くないとできないことです。そしてそのほうが、結果としては幅広い自己の実現になっていく」流れに任せる。