全身全霊のパフォーマンス

nakatomimoka2013-06-15

石原正一師匠のお薦めで清水宏さんの舞台に行った。「イギリス・エジンバラ・コメディフェス凱旋公演」。エジンバラのコメディフェスティバルに単身乗り込んでの奮闘と、タイムスに大きく取り上げられるハイライトまでのドキュメントを全身全霊で語る姿に圧倒された。プロデュースをした桂春蝶さんが言っておられたが、「清水宏さんを見ていると、知覧での特攻隊の展示を見た時と同じで、自分は本当に毎日生きているのか。仕事も流しているのではないか」と思うのだと。違うけれど我武者羅應援團とウェンブリーでの矢沢永吉を想起した。命がけといっていいほどの気合、なりふりかまわず、死にものぐるいの挑戦、それを笑いでくるんでの上手い構成、そしてエネルギッシュなパフォーマンス。笑って笑って、最後は涙が出た。あそこまで、できるか。