安宅和人さん。「イシューを特定できたら、次は分解する。大きなイシューはそのままでは解けないことが多いためだ。切り分け、それぞれについて本当に見極めるべきサブイシューを拾い上げていく。分析結果を説得力をもって伝えるには、チャート（図表）も重要になる。チャートのよしあしは数秒でわかる。美しいか、美しくないかの感覚だ。優れたチャートには３つの条件がある。（１）メッセージがイシューに沿っていること。（２）図表のタテ軸とヨコ軸の広がりに意味があること。（３）図表がメッセージを裏付けていること。ダメなチャートの半分ぐらいは、そもそものイシューがはっきりしていないため、何のためのチャートか、作成者自身がわかっていない。イシューがはっきりすると、チャートは自然とすっきりしてくる」美しい図表を創り出したい。
