普段の行動から変える

nakatomimoka2013-10-18

田中得夫さん「沖縄・興南高校を甲子園で春夏連覇に導いた我喜屋優監督が赴任した時、部室や寮は荒れ放題、選手達はルーズな生活の毎日という野球部だった。そこで、まず普段の行動の一つ一つを、規律正しいものにすることで、選手たちの意識を変えていくことから始めた。我喜屋監督は、有無を言わせず一方的にやれというのではなく、野球のことと関連づけての話をした。例えば野球の球を0.1秒でも見逃したらもう打てない、だから時間にルーズであっては絶対にダメ。部室やベンチをきれいにしてくれる選手は、小さなことを見逃さない、だからサインを見落とすようなことがなく、盗塁できる。ゴミが落ちていたら拾う、それを見て見ぬふりをする選手はカバーリングがおろそかになる、と。勝ちたいからそうしようと、選手達に何度でも話した」関連づけて。