試合前のシミュレーション

nakatomimoka2013-11-15

工藤公康さん。「私は登板する試合直前に一試合終わらせます。実際に試合をするのではなく、イメージトレーニングで一試合終わらせるのです。今日の対戦相手をイメージし『こういう展開の場合は、この球を投げよう』『前回このバッターには、この球を打たれたから、今回はこういう攻め方をしよう』といったシミュレーションをするのです。試合直前だけではありません。前の試合が終わった時点で、次の登板に向けて、何試合もシミュレーションします。それは登板に向けて、あらゆる展開を想定することで、事前に『最善策』について考えることができるからです。もちろん、試合中は時々刻々と展開は変わりますし、想定どおりに進むことはまずありません。それでも、何度も頭の中でイメージすることで、臨機応変に対応しやすくするのです」仕事前に。