2つの軸をバランスさせる

nakatomimoka2013-12-21

金井壽宏さん。「70年代には、PPMなど戦略策定のための分析ツールが生まれ、タスク軸に振れた。80代になって、『エクセレント・カンパニー』で組織文化の重要性が指摘され、もう一度ピープル軸に振れた。PPMのような、分析中心で実行を伴わないシステムは崩壊した。90年代になると、BPRが一世を風靡した。このように振り子が触れるように、『タスク』と『ピープル』の軸が代わる代わる主要トピックとして浮上してきた。実際には両方の軸がうまく機能してこそ、最良の成果を生み出すことができるはずであった。コーチングはこの分類でいうとピープルの側面を主にあつかうが、単に人材をうまく活用するために学ぶだけでなく、どういう目的を果たすのかというタスク軸を織り込んで、実践に結びつけていくことが大切になる」両軸を。