他の人が見ない何かを

nakatomimoka2014-04-13

野田智義さん。「『皆さんはリーダーと聞いて、どんな人をイメージされますか?』すると、未だ三十代をおぼしき白人男性が立ち上がって答えた。『天安門広場で戦車を止めようとして一人で立ちはだかった、名も知れぬ若い中国人の男性』。その時私は、自分の中でのリーダーシップへのもやもや感が、急速に晴れていくのを感じていた。世間一般で、あの中国人をリーダーと思っている人はあまりいないのではないだろうか。あの青年はきっと特別な人間でも、エリートでもないだろう。自分が戦車を止めることで実現されること、その何かを見てみたいと思い、たった一人で足を踏み出したに違いない。『他の人が見ない何かを見てみたい』という意思を持つあらゆる人の前に、リーダーシップへの道が開けていることを、彼の行動は示しているのではないか」何かを。