対抗意識を刺激する

nakatomimoka2014-05-16

D・カーネギーさん。「チャールズ・シュワッブの担当している業績のあがらない工場があった。シュワッブはチョークを手に取ると、昼勤組の工員をとらえてたずねた。『君の組は、今日、何回鋳物を流したかね?』『6回です』シュワッブは何もいわずに、床の上に大きな字で”6”と書いて出て行ってしまった。夜勤組が入ってきて、この字をの意味を昼勤組の工員にたずねた。シュワッブは翌朝またやってきた。夜勤組が”6”を消して、大きな字で”7”と書いてあった。昼勤組は対抗意識を燃え上がらせて頑張り、退勤時には、”10”と書き残した。こうして、この工場の能率はぐんぐんあがっていった。シュワッブの言葉。『仕事には競争心が大切である。あくどい金儲けの競争ではなく、他人よりも優れたいという競争心を利用すべきである」対抗意識を。