障害を挙げて解決策を考える

nakatomimoka2014-05-29

田中得夫さん「セコムの木村昌平社長は、飯田亮会長から、原子力発電の警備について、特別重要な案件であるから当社で絶対に受注するようにと厳命されたものの、経験も知識もない分野のことで困り切っていました。ところが飯田会長自身は、セコムがもう受注したかのように、あちこちの会合で、外部の人たちに滔々としゃべっているのです。そんな大法螺を吹いてどうなることかと心配していたら、案の定、警察、東京電力,学者などから、こんな問題がある、こんな規制があるからセコムに出来るわけがない、という批判が次々と出てきました。飯田会長は木村社長に向かって言ったのです。“もう、出来るだろう”。克服しなければならない障害を、みな教えてくれたので、後はその解決策を一つずつ考えていけばよいということなのです」なるほどね。