幸せなほうが長生きする

nakatomimoka2014-06-12

中野信子さん。「幸せとは何か、と言われるとそれだけで議論が沸騰してしまうのですが、幸福度を測定するというタイプの研究では、幸福度をその人の内観で点数化してもらい、その点数をアンケートで答えてもらうという方法をとります。つまり、『本人が幸せと感じる状態』が幸せであるというわけです。(略)結論からいいますと、幸せな人はそうでない人に比べて約10年長生きし、死亡リスクが35%低いという結果がでています。近年の研究で、日々をどのような気分で過ごすかが、どうも人間の健康と寿命に関係するらしい、ということがわかってきました。さらに、抑鬱や不安感を抱えていたり、日々の活動に楽しみがなかったり、悲観的だったりすると、病気にかかる危険性や短命となる可能性が高いということも明らかになりました」日々の気分。