スランプには一歩退いて

nakatomimoka2014-06-23

桜井章一さん。「スランプというのは、不調の原因を修正できなかったり、不都合な流れに対して的確に対処できないでいる状態でしょう。通常の流れを『正』とするなら、『負』の流れに巻き込まれて自分を見失っている状態です。理屈をこねくり回して考え込んだり、小手先のテクニックで何とかしようとしても、もがけばもがくほど逆流に翻弄されていきます。こういうときは発想を180度変えてみると、流れを変えるきっかけになるものです。流れがふだんとは逆なのですから、これにあわせて、考え方や行動のほうもふだんとは逆さまにしてみるのです。そうやって一歩退き、肩の力を抜くことで、見失っていたものが見えてくるのです。そして、冷静さを取り戻し、自分のフォームの乱れにも気づいて、素直に修正することができるようになります」一歩退く。