安直な優越性の追求

nakatomimoka2014-11-25

古賀史健さん。「多くの子どもたちは、最初の段階で『特別によくあろう』とします。具体的には、親のいいつけを守って、社会性をもった振る舞いをし、勉強やスポーツ、習いごとなどに精を出す。そうやって親から認めてもらおうとする。しかし、特別によくあることがかなわなかった場合、今度は一転して『特別に悪くあろう』とします。特別によくあろうとすることも、特別に悪くあろうとすることも、目的は同じです。他者の注目を集め、『普通』の状態から脱し、『特別な存在』になること。本来、勉強であれスポーツであれ、何かしらの結果を残す為には、一定の努力が必要になります。ところが、『特別に悪くあろう』とする子ども、即ち問題行動に走る子どもたちは、そうした健全な努力を回避したまま、他者の注目を集めようとしています」そうだったのか。