勧請縄遠足

nakatomimoka2015-01-10

滋賀県近江八幡に「勧請縄」を見に行く『博覧強記の夕べ』の遠足に参加してきた。「勧請縄」というのは、『勧請縄:個性豊かな村境の魔よけ (近江の祭礼行事) 』を著した西村泰郎さんによると、「村落の人口や鎮守の参道に大縄を掛け渡し、安全や五穀豊穣を祈願する年頭行事」だが、「村に悪霊や疫病が入ってこないように、村の出入り口に一種の結界として吊ったのが始まりと言われている」とのこと。「バラエティーに富み、村落ごとの特色を示している。滋賀県の湖東から湖南地域を中心に今も受け継がれる一六一カ所の姿を収録」したこの本をテキストに、今日は車二台で6か所ほど勧請縄を見学してきた。昼は近江牛の「毛利志満」で毛利志満御膳をいただいた。肉とご飯のうまかったこと。世の中にはまだまだ知らないことがあって、それらを知っていくことは嬉しい。