良い負けもある

nakatomimoka2015-08-24

梅原大吾さん。「それが致命傷になることもある。自分のプレイを崩して、大きな大会で勝ってしまったような時がそれだ。どうせなら負けるより勝ったほうがいいじゃないかと思うかもしれない。しかし、それは大きな間違いだ。実力以上の結果が出たときに崩れたやり方をしていると、それが自分の基準になってしまう。これは危ない。誤った成功を基準にして成功を目論むのだから、うまくいくわけがない。うまくいかないのにやり方を変えられない。変えようとしない。結果だけですべての善し悪しを、したり顔で語る人がいる。勝ったから正しいのだ。負けたから誤りなのだ。一見リアルに見えるがとんでもないことだ。無自覚な人が多いけれど、戦い方が崩れるというのはとても危険なことだ。良くない勝ちもあれば、良い負けもある」勝った負けたで判断しがちだが。