風神雷神屏風図

nakatomimoka2015-11-24

京都に「琳派誕生400年記念・琳派京(みやこ)を彩る」を観に行ってきた。最終日だからと覚悟はしていたのだけれど、20分待ちで入れた。「琳派」は、俵屋宗達から100年ほど後に絵師となった尾形光琳の「琳」をとって名付けられた名称で、「派」とついてはいるが、宗達から光琳の間が100年空いているように、流派として受け継がれてきた訳ではなく、先人の仕事を慕う作家達がそれぞれに私淑するという受け継がれ方をしてきたとのこと。『風神雷神屏風図』は3組揃ってはいなかったけれど、宗達酒井抱一のを見ることができた。年代を経た金をベースにしたふすま絵というのはいいものですね。昼は二條葵月(きづき)でうまい寿司を食べた。途中、「すはまだんご」を贔屓にしてきた豆政の本店があり土産を買った。学園祭を少し覗いて帰ってきた。良き一日。