良いときは三分の一

nakatomimoka2016-06-14

丹羽宇一郎さん。「『良いときは三分の一。悪いときは三倍』私の人生哲学である。うれしがるときは三分の一にしておく。パチパチと拍手されたら、『まあまあ勘弁してください』と喜ぶのは三分の一。逆に間違いをおかして謝るときは、自分が十分と思う程度の三倍は謝らなければならない。そのまま『ごめんなさい』では『謝ってすむと思うな』と世間は許してくれない。『申し訳ありません』と加えても『まだ足りない』。三倍謝って初めて『なるほど反省しているな。そこまでやるなら、もういいだろう』と許してくれる。さらには『エライ』とまで言われる。物事はそういうものだ。人間はいつの時代も妬みや憎しみを抱えた生き物だ。そういう度し難い感情を抱えた生き物に対して自分の気持ちを正しく伝えるためには相応の配慮が求められる」嬉しがれるときは。