自らのくちばしを折る

nakatomimoka2016-09-24

中谷彰宏さん。「鷹の寿命には2段階あります。最初の寿命は40歳です。最初の寿命の時に半分の鷹は死んでしまいます。40歳を乗り越えた鷹は、70歳まで生きます。鷹は40歳のときにくちばし・爪・羽が弱くなります。生き残る鷹は40歳を前にして、今まで自分が棲んでいたところよりもはるかに高い山に登ります。木が生えていないところには、捕食する動物がいません。そこにいってまずやることは、残っているくちばしを岩に打ちつけて自分で全部折ることです。そうすると、やがて、新しいくちばしが生えてきます。新しいくちばしで、今度は自分の爪を一枚一枚はがしていきます。新しい爪が伸びると次にくちばしで羽を全部抜きます。実際にこの映像をみると、その姿は修行僧のようです。半年の間、餌はとることができません」過去の蓄積を一旦は捨てる。