新しい領域を徹底的に勉強

nakatomimoka2016-12-02

上田惇生さん。「守備範囲の広さがドラッカーの特徴である。カバーする領域は、社会、政治、行政、経済、統計、国際関係、アメリカ、ヨーロッパ、日本、宗教、歴史、哲学、倫理、文学、技術、美術、教育、自己実現に及んだ。何しろ、2、3年に1つ新しい領域を徹底的に勉強するという習慣を70年以上続けていた。それだけで20学問から30学問、20体系から30体系に達する。そして、それら異分野のものが出会い、衝突し、合体し、融合し、爆発していたのが、ドラッカーの頭の中だった、だが、2,3年に1つの領域を勉強するという方式は、ドラッカーの場合、意図して分野を増やすためのものではなかった。分野が増えるのは、いわば本能であり必然だった。逆にこの方式は、それぞれの分野での深さを増すためのものだった」守備範囲を広く。