どんな最悪の中にも

nakatomimoka2017-02-09

越智直正さん。「人間は良い事も、悪い事も永遠に続くように思いがちですが、朝の来ない夜はないし、夜のこない朝もありません。月の満ち欠けや潮の干潮と同じ自然の摂理で、善悪は循環するものですが、させない方法があります。それは善悪を満喫しないこと、囚われないことです。良い時には喜び、悪い時にはその中で良いことを探す。どんな最悪の中にも、それなりの最善があるものです。人生で起こる問題は、『どうにかなるもの』と『どうにもならないもの』の2つしかない。どうにかなるものにはどうにかする勇気を、どうにもならないものは受け入れる冷静さを持てばいい。お釈迦様でも、難行苦行の末に辿り着いたのは、『諦める』ことでした。物事の事情、理由を明らかにするか、断念するか。その分別は人生を決める重要な分岐点です」修羅場の天国。