堀公俊さん。「自分の経験なら誰でも語れます。自分を認めてほしいという根源的な欲求を持つ人間にとって、これほど心地よい行為はありません。パーソナル・ヒストリーというのは、絶対にすべらないアイスブレイクなのです。ヒーローインタビューは、この原理を応用したものです。相手の口を割らせるには歴史を語らせるのが一番、と覚えておいてください。大人数で話し合うときは、なるべく早い段階で全員に一言ずつ話をしてもらうことです。(略）集団圧力に少しずつ慣らせていき、大きな圧力にも耐えられるようにします。具体的には、自己開示するグループサイズを小さいものから大きいものへと、少しずつ大きくしていくのです。最小サイズは一人で、紙に書いて貰います。２人で話し合うときでも、いったん書いてもらってから始めます」自己開示。
