功徳はためるだけで

nakatomimoka2017-11-11

アルボムッレ・スマナサーラさん。「頑張らないとたまらない精神的な善には、『愛語』があげられます。愛語は仏教用語で、人に乱暴な言葉を使わず、たとえ叱る場合でも相手の人格を大事にして、優しい言葉で話すことです。これは、自動的にはできません。『ネガティブ感情はデフォルトで、勝手に現れるものですが、精神的な善は意図的に育てないと現れない』という法則を覚えておきましょう。功徳はためるだけで十分なのです。功徳の使い方を考える必要はありません。善行為をする人は、その善行為によって人格が変わっていくからです。人格が変わったならば、もうそれでよいのです。それで人生はうまくいきます。悪感情をコピーしているのは自分自身です。ですから、自分で感情のコピー機の『停止』ボタンを押すならば、問題は大きくなりません」愛語。