脳の内側へ働きかける

nakatomimoka2017-12-10

菅原洋平さん。「デフォルトモードネットワークは、注意、集中、記憶などの課題を行っているときに活動が低下します。そして、ぼんやりしているときなど、安静状態になると活発に活動を始めます。つまり、実行系ネットワークとは真逆の働き方をして、脳の内側へ働きかけています。実行系ネットワークが『外向きネットワーク』ならば、こちらは『内向きネットワーク』なのです。脳には、ぼんやりしているときこそ働いている部位がある、ということが発見されたのは、1990年代にさかのぼります。思いだそうとしていないのにふと思いだすことは、『マインドワンダリング』と呼ばれていて、この先にひらめきが起こります。物忘れを解決するには、不必要な情報に注意を向けないようにという対策でエネルギーを取っておくことが必要です」ひらめきのもと。