15歳から28歳まで

nakatomimoka2018-07-18

黒川伊保子さん。「14歳までに感性が整った脳は、その後、28歳までの14年間に、単純記憶力を最大限に使う。この時期の暗記は、単なる暗記に留まらない。その陰で、センスを作りだしていくからだ。たとえば、英単語を2千語覚える間に、英語の音韻センスを身につけることができる。つまり、がむしゃらな繰り返しで高度なセンスが作れる時期で、勉強の好機でもあり、スポーツの能力を高めるチャンスでもあり、仕事のコツを身に付ける好機でもある。15歳から28歳までの脳は、四の五の言わずに、目の前に置かれた課題をがむしゃらにこなすことだ。残念ながら、この脳は、出力機能がいまいちなのである。というわけで、若者の脳は、正解を出すためにそこにいるのではない。がむしゃらに世の中を知り、試行錯誤と逡巡をするために、そこにいる」そうだった。