間を空けず課題を

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玉樹真一郎さん。「言ってみれば、リズムは時間という矢印の上に等間隔で空いている穴です。その穴をリズムに合わせて塞ぐことで、私達は時間という目に見えないものをありありと感じることができます。リズムを刻むことで、私達は時間に無数に空いた穴を収集しているのかもしれません。名作パズル『テトリス』は、ただブロックを消していくだけなのに、なぜ止められないのか?その理由もリズムにあります。ブロックをひとつ置くたびに、自然とステージ上に穴が形成されます。テトリスの基本は『ひとつブロックを画面下部まで落とすと、次のブロックが画面上部から現れる』その繰り返しです。このとき、ひとつブロックを置いてから次のブロックを出すまでに何秒の間を置くか。プレイヤーの反復がもっとも促されるのは、『間を空けない』です」緊張感の維持。