モノの共有

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鈴木謙介さん。「対面とオンラインのハイブリッド的な手法として最近注目されたもののひとつが、『モノの共有』です。香川県琴平バスが企画したオンラインバスツアーがすごく話題になったのですが、ツアーの一体感や『参加意識』を高めたもののひとつが、食事の時間を共に持つことでした。食べるという行為を共有することで、単に観光地をビデオ映像で巡るだけのコンテンツが、本当の意味で楽しいバスツアーになりうる。これをヒントに、オンライン研修でも多くの企業が『一緒にお弁当を食べる時間』を取り入れました。もうひとつ秀逸だったのは、段ボールでできた手づくりのシートベルトです。事前に送っておいて、『出発しますので、シートベルトをつけてください』と呼びかける。遊びみたいですが、これって儀礼の本質だなあ、と感心させられました」共有。